新聞輸送分会、旭屋書店労組、MDRT分会がそれぞれ経営や親会社に対して申し入れを行いました。

 新聞輸送分会は朝日新聞社に対して親会社責任をまっとうするよう申し入れました。
 先の大雪で新聞輸送で働く労働者は命がけで新聞の輸送に当たりました。朝日新聞社は最近「とどけ!朝日新聞」とCMを流しています。運んでいるのは私たち新聞輸送に関わる労働者です。新聞輸送(株)は70年の歴史を持ち、新聞の宅配制度を輸送部門で支えてきました。宅配制度は新聞社の生命線ともいえるものです。その生命線を守るため、今回の大雪の中でも私たちは、不着という事態が生じないよう頑張ってきました。 
 運送業界の規制緩和は私たちにも大きな影響を及ぼしました。新聞社からの運賃は大きく切り下げられ、私たちの賃金は大幅に下がりました。これ以上の賃下げは許されません。親会社として輸送現場をよく知ってもらい、新聞輸送をないがしろにしないよう申し入れました。
 あわせて消費増税に伴う価格転嫁を下請けに対して行わないよう申し入れました。

 旭屋書店では売り上げ減を理由に賃上げがストップしたまま、一時金も大幅カットという状態が続いています。人員も大幅に削減されたままで慢性的な人手不足状態です。
 今年は賃上げを行うよう申し入れました。

 MDRT分会は解雇撤回を求めて闘いが継続しています。MDRTというのは生命保険のトップセールスマンが集う団体です。
 今回はプルデンシャル生命保険に所属するセールスマンのMDRT会員組織であるプルデンシャル会に対して申しれを行いました。プルデンシャルはMDRT最大の会員を抱え、会長他多くの役員を輩出しています。
 プルデンシャル会はMDRT日本会に対し大きな影響力を持っています。プルデンシャル会としてMDRT日本会に争議の早期解決の指導を行うよう申し入れました。
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